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クラシックな英国ブランド・ポールスミス(Paul Smith)完全ガイド!ブランド哲学とおすすめアイテム



皆さん、こんにちは!ファッションが大好きなあなたへ。

ポール・スミスというブランドは、一度ハマると抜け出せない。

それは派手だからでも、高級だからでもありません。

もっと本質的で、人間らしくて、ちょっとユーモラスで――そして、やっぱり美しいから。

この記事では、ファッション小僧の僕(らんまる)が、ポール・スミスを「ブランド哲学」を徹底的に深掘りします。

Table of Contents

ポールスミス(Paul Smith)という魔法

ポール・スミス(Paul Smith)は、イギリスを代表するファッションブランドでありファッション界を代表するデザイナーであります。
その名を冠したブランドは、世界中で「クラシックに遊び心をプラス」したデザインで知られています。

ポール・スミスのデザインは、伝統的な英国スタイルをベースにしつつ、ストライプや遊び心満載のデザインが特徴で、クラシックな英国スタイルの中に、若々しいエネルギーが溢れています。
例えば、クラシックなスーツに大胆な色使いやユーモラスなモチーフを組み合わせる手法は、多くのファンを魅了してきました。

デザイナー ポール・スミス、その魅力的な歴史を紐解く

1. 始まりはセレクトショップから

1970年、ポール・スミスはイギリスのノッティンガムにわずか3メートル四方の小さな店「ポール・スミス」を地元ノッティンガムにオープン。1976年にはパリで初めてのコレクションを発表し、徐々に世界に名を広げていきました。

この時、資金はわずか600ポンドでしたが、「他にはない個性的な商品」を提供することで、次第に注目を集めます。

当初は、マーガレット・ハウエルケンゾーといったブランドを取り扱うセレクトショップでしたが、次第に自身のデザインした商品を販売するようになり、ブランドとしての地位を確立していきます。

2. パリ・コレクションへの挑戦

1976年、ポール・スミスはパリで初のメンズウェアコレクションに初参加し、世界に向けて自身のブランドを発表しました。
パリのアパートの一室を借りて開催された最初のショーは、その後のブランドの成功の礎となりました。

Paul Smith's first fashion show in Parisの画像
※rain画像引用

3. 日本への進出と人気爆発

1990年代に入ると、ポール・スミスはヨーロッパを超えて日本やアメリカなどでも人気を博すようになります。

1990年代には日本でも人気が急上昇。大阪・心斎橋にショップを開いたのを皮切りに、日本各地に展開し、英国ブランドの中でも特に支持される存在に。スーツからカジュアル、アクセサリー、香水まで幅広くラインを拡大しました。

Paul Smith's shop in Aoyama, Tokyoの画像
※TOKYOfashion.com画像引用

4. 2000年以降から現在

ポール・スミスは、メンズウェアだけでなく、ウィメンズウェア、アクセサリー、フレグランスなど、幅広いコレクションを展開しています。
世界70か国以上で展開され、数百店舗のブティックを運営。
近年はサステナビリティにも注力し、素材選びや生産背景に配慮したコレクションを打ち出しています。
彼自身は「自分はまだ成長の途中だ」と語り、新たな挑戦を続けています。

ポール・スミスの魅力と特徴 ― 英国紳士に遊び心を添えるブランド

クラシックなテーラリングをベースにしながら、どこかユーモラスでカラフル。

ポール・スミス(Paul Smith)は、イギリス発のファッションブランドの中でも特に“ひねり”の効いた存在として世界中にファンを持っています。

✦ 魅力その1:クラシック × 遊び心

英国らしい正統派のスーツやシャツに、裏地やボタン、ステッチなどで意外性をプラス。
きちんと感の中に「おっ」と思わせる仕掛けがあり、日常を少しだけ楽しくしてくれます。

✦ 魅力その2:アイコニックなマルチストライプ

鮮やかな色彩のマルチストライプ柄は、ポール・スミスの代名詞。財布やバッグ、シャツの内側など、さりげなく取り入れることでスタイルにアクセントを添えてくれます。
シンプルな装いを華やかに変える万能デザインです。

✦ 魅力その3:幅広いコレクション

スーツからカジュアル、アクセサリー、シューズ、香水まで、ライフスタイル全般を彩るアイテムが揃うのも強み。特にスーツは“英国仕立て”の美しいシルエットで、ビジネスマンから厚い支持を集めています。

✦ 魅力その4:ユーモアとストーリーテリング

アートや写真、サイクリングなど、創業者ポール・スミス自身の趣味や体験がデザインに反映されています。コレクションには“ちょっとした笑いや驚き”が込められていて、ただのファッションではなく、見る人の心をくすぐる存在です。

✦ 魅力その5:幅広い世代に愛される

若者には小物やカジュアルライン、大人にはスーツやドレスアイテムと、年齢を問わずに楽しめるのも特徴。世代を超えて“ファッションの楽しさ”を届けてくれるブランドです。

ポールスミスの多様なライン:それぞれの魅力を探る

1. Paul Smith(ブランドの中核を担うメインライン)

  • タグデザイン:シンプルな白地か中立的な背景に「Paul Smith」の手書き風ロゴor 通常の書体ロゴが入っています。
  • ロゴは黒文字が一般的ですが、アイテムやコレクションによっては異なる場合もあります。
  • 特徴: ポール・スミスのメインライン。伝統的なテーラリングをベースに、現代的な要素を取り入れたコレクションです。
  • アイテム: 高級スーツ、シャツ、ニット、アクセサリーなど、幅広いアイテムが揃います。
  • 特徴的なデザイン: ストライプ柄、カラフルなプリント、遊び心のあるディテールなどが特徴です。
  • ターゲット:フォーマルからカジュアルまでを包括し、ブランド全体のアイデンティティを体現する存在。

2. Paul Smith London(ビジネスライン)

  • ビジネスパーソンを意識したクラシックなスーツライン。

  • 上質な生地と洗練されたカッティングを重視し、よりフォーマル寄りの印象を持つ。

  • 現在は再編の影響で他ラインに統合されるケースもある。

3. Paul Smith Collection(日本限定ライン)

  • 特徴: 日本限定の高級ライン。日本の文化や美意識を取り入れたコレクションです。
  • アイテム: ウェアだけでなく、バッグや財布などの小物も豊富です。
  • 特徴的なデザイン: 日本の伝統的な柄や素材を取り入れたアイテムが多く、日本人の体型に合わせたフィット感が特徴。
  • ターゲット:フェミニンすぎないスタイルを好む女性や、個性的なコーディネートを楽しみたい人。

4. PS Paul Smith(セカンドライン)

  • タグデザイン:「PS」のロゴと「Paul Smith」の文字が組み合わさったデザイン。一般的には、黒地や白地のタグにカラフルなロゴが使われています。
  • 特徴: 旧「Paul Smith Jeans」「Paul Smith Black」「Paul Smith Red Ear」などを統合して誕生。よりカジュアルで若い世代向けのライン。ポップな色使いやグラフィックプリントが特徴です。
  • アイテム: Tシャツ、デニム、スニーカーなど、デイリーウェアを中心に展開しています。
  • 特徴的なデザイン: ストリートファッションを取り入れたカジュアルなアイテムが多く、幅広い層から人気を集めています。
  • ターゲット:カジュアルで気軽にポール・スミスの世界観を楽しみたい人や、デイリーユースのアイテムを探している人。

5. Paul Smith Jeans(デニムライン)

  • タグデザイン:「Paul Smith Jeans」のロゴが入ったタグが付いています。通常はデニムやカジュアルウェアに使用されるため、タグ自体もラフな雰囲気のものが多いです。
  • 特徴:カジュアルなデニムライン。ジーンズを中心に、Tシャツやスウェットなど、リラックスしたカジュアルウェアが展開されています。
  • ターゲット:普段使いのアイテムで個性を演出したいカジュアル派の人。

ポール・スミスは2016-17年の秋冬から、ラインを整理・再統合している。

それまであった複数のライン(例:Paul Smith ロンドン、Paul Smith コレクション、Paul Smith ジーンズ、PS Paul Smith 等)を、「メインライン(Paul Smith)」「カジュアル/ディフュージョンライン(PS by Paul Smith)」 の2本柱に統合。

ポールスミス(Paul Smith)アイコニックな「マルチストライプ」とは?

Paul Smith's various striped patternsの画像

「マルチストライプ」とは、その名の通り、さまざまな色彩の細いラインが絶妙に組み合わされたデザインのこと。
赤、青、緑、黄色、ピンクなど、鮮やかで洗練された色使いが特徴です。

このストライプは単なるカラフルな柄ではなく、ポール・スミスの「クラシックと遊び心の融合」というブランド哲学を象徴しています。
ポイントは、どの色も目立ちすぎず、バランスよく調和しているところ。
これがポール・スミスならではのセンスであり、見る人を引き込むポール・スミスを象徴するデザインなんです。
このストライプは財布やバッグ、小物など幅広い商品に取り入れられており、ブランドを代表するモチーフとなっています。
ポール・スミスにとって、ストライプは単なる模様ではありません。それは、ブランドのアイデンティティを形作る重要な要素です。

  • 伝統と現代の融合: 英国の伝統的なスーツのストライプをベースに、現代的な感覚を取り入れることで、クラシックでありながら新鮮な印象を与えます。
  • 多様性: 太さ、色、配置など、無数のバリエーションが存在し、それぞれのアイテムに個性を与えます。
  • 遊び心: 規則的なストライプの中に、遊び心のあるアレンジを加えることで、着る人に笑顔をもたらします。

ストライプ種類

ポール・スミスのストライプは、単なる直線模様にとどまりません。

  • マルチカラーストライプ: 複数の色を組み合わせた鮮やかなストライプは、ポール・スミスの代表的なデザインの一つです。
  • ピンストライプ: スーツ生地によく見られる細いストライプは、洗練された印象を与えます。
  • 太ストライプ: カジュアルなアイテムによく用いられる太いストライプは、存在感をアピールします。
  • 不規則なストライプ: 規則を破ることで、ユニークな表情を生み出します。

マルチストライブを使用したアイテム

ポール・スミスでは、様々なアイテムにストライプが取り入れられています。

  • 財布やカードケース

シンプルなレザーにマルチストライプがアクセントとして施されたデザインは、男女問わず人気。ちょっとした買い物の時でもおしゃれ感が際立ちます。

  • バッグ

黒やブラウンのクラシックなバッグに、ハンドル部分やジッパー周りにマルチストライプが加えられているものが多いです。ビジネスシーンでもプライベートでも使える万能アイテム。

  • スーツやシャツ

一見シンプルなスーツやシャツの裏地や袖口に、マルチストライプが隠れているのが特徴。着る人だけが知っている特別感がたまりません!

  • iPhoneケースやノート

日常使いのアイテムにもマルチストライプが!仕事や学校でもさりげなく自分らしさをアピールできます。

2025年にポールスミス(Paul Smith)で注目されてるデザイン/トレンド

Field Flower プリント


※公式HP画像引用

ポール・スミスの父、ハロルド・B・スミス(Harold B. Smith)が植物を撮影した写真をモチーフとした「Field Flower」プリントが、2025年秋冬メンズコレクションで発表された。

プリントは主にデイジー(ひなぎく)などの花がモチーフになっていて、「幻想的」「写真を思わせる」「インクがにじんだような」「アート的な表現」という形容がされてる。

「Field Flower」プリントが大きくフィーチャーされてる。シャツ、ネクタイ、ジャガードニットなどにこのプリントが使われていて、ブランドの“パーソナル”な歴史性と感性が強調されている。 

ハウンドトゥース(千鳥柄)


※公式HP画像引用

伝統的なハウンドトゥース(千鳥格子)柄を“プレイフル”にアレンジして、大きめサイズで使ったり、異素材とのミックスで見せたりするのが目立つ。
特に秋冬コレクションで強い。 

マルチカラー・ストライプディテール


※公式HP画像引用

ポール・スミスといえば“ストライプ”がブランドシグネチャーだけど、そのストライプ使いがまたアップデートされてる。例えば眼鏡のフレームにマルチストライプアセテートを使うなど、細部にストライプを見せるアイテムになっています。 

Leeとのコラボレーションアイテム


※公式HP画像引用

Leeとのコラボ(デニム/ウェスタンシャツ/チョアジャケットなど)などが出ていて、伝統的アイテムをポール・スミス流に再解釈したものが人気。 

ポールスミス(Paul Smith)の価格帯は?

ポール・スミスの価格帯は、商品の種類やラインによって異なります。以下に主なアイテムごとのおおよその価格帯をまとめました。
※レザーやカシミヤなど、高級素材を使用しているほど価格は高くなります。

メンズ&ウィメンズウェア

スーツ:80,000円~150,000円以上

クラシックな英国スタイルをベースにしたスーツは、ビジネスでも特別なシーンでも活躍。高品質な素材と仕立てが魅力です。

シャツ:15,000円~30,000円

ベーシックなデザインからユニークなプリント入りまで幅広く展開。

Tシャツ・ポロシャツ:8,000円~20,000円

シンプルなデザインでもディテールにこだわりが詰まったアイテムが多いです。

ジャケット・アウター:40,000円~100,000円以上

季節感を取り入れたデザインやタイムレスなスタイルが特徴。

バッグ&アクセサリー

バッグ(トート・ショルダーなど):40,000円~100,000円

ビジネスバッグやカジュアルなデザインが揃い、マルチストライプがアクセントになったアイテムが特に人気。

財布:20,000円~40,000円

コンパクトな二つ折りやカードケースも展開されており、ギフトにも最適。

ベルト:10,000円~20,000円

スーツに合わせやすいシンプルなものから、個性的なデザインまで。

時計:50,000円~150,000円

フォーマルにもカジュアルにも使えるタイムピースが揃っています。

靴&小物

靴(レザーシューズ・スニーカー):30,000円~60,000円

素材の質感と履き心地にこだわったシューズがラインナップ。

ネクタイ:10,000円~20,000円

スーツスタイルのアクセントになるカラフルな柄物が充実。

カフリンクス:10,000円~30,000円

ユーモアあふれるデザインも多く、ちょっとしたギフトにおすすめ。

フレグランス&雑貨

フレグランス(香水):8,000円~15,000円

メンズ・ウィメンズともに展開され、香りにもポール・スミスらしい個性が光ります。

ノートや文房具:5,000円~15,000円

デザイン性と実用性を兼ね備えたアイテムが揃っています。

古着市場で人気のポールスミス アイテム

1. テーラードジャケット/スーツ

  • 英国的な仕立ての良さと、カラフルな裏地やストライプ・ボタンに遊び心があるのが魅力。

  • 古着でもシルエットがきれいで、価格も手頃(数千円〜1万円台)で見つかることが多い。

  • 特に「Paul Smith London」「Paul Smith Collection」タグのスーツは評価が高い。

2. ドレスシャツ

  • ストライプや花柄などポール・スミスらしい柄物シャツが古着で人気。

  • カラフルなマルチストライプはブランドの象徴的デザインで、古着市場でも安定した需要あり。

3. ニット/セーター

  • マルチカラー、ユニークな柄編みのものが特に人気。

  • シンプルなハイゲージのウールニットも古着で買うとかなりコスパ良し。

4. コート(チェスター/ステンカラー)

  • フォーマル感のあるコートは品質が良く、古着市場では新品の1/3以下で手に入る。

  • ウールやカシミヤ混のものは人気が高い。

5. Red Ear(レッドイヤー)デニム

  • 岡山デニムを使った本格派。

  • ワーク、ミリタリー要素を含むディテールで、現行ラインにはない雰囲気。

  • 生産終了しているので、古着市場で希少価値が高まっている。

6. グラフィックTシャツ / カットソー

  • 動物やカメラ、ユーモラスなプリントが多く、ストリート層に人気。

  • PSラインや過去のカジュアルラインに多く存在。

  • 価格帯は安いものだと3,000円台から。

ポールスミス(Paul Smith)まとめ

ポール本人はこう言っています。

服は、気分を明るくするもの」

だからこそ、裏地や内ポケット、ステッチ、ボタン……

見えないところに遊びが仕込まれているんです。

これって実はすごく“英国的”な価値観。

英国紳士は派手に装わないけれど、

内側ではユーモアを忘れない――

まるでジェントルマンの精神そのものです。

手が届きやすい価格帯のアイテムから、投資する価値のある上質な商品まで、ポール・スミスの世界観を楽しめる選択肢は豊富です。

ファッションだけでなく、ライフスタイル全般にわたるアイテムを展開しているため、ポール・スミスの個性を日常のあらゆるシーンに取り入れたくなるブランドです。




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