
こんにちは!ファッション好きの皆さん!
「デニム」という言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。
それほどまでに、デニムは私たちの生活に深く根付いたファッションアイテムです。
デニムは、時代を超えて愛され続けるファッションアイテムの一つです。
カジュアルからキレイめまで、さまざまなスタイルに取り入れられるデニムですが、実は多くの種類があることをご存じでしょうか?
この記事では、デニムの魅力と代表的な種類について詳しく解説していきます。
デニムの特徴と種類
デニムとは、インディゴ染料で染めた縦糸と染色していない白い糸を綾織り(斜めに織る織り方)にした、厚手の織物で、主に斜めに織られたツイル生地のことを指します。耐久性が高く、使い込むほどに風合いが増すのが特徴です。
シルエットの種類
ストレートデニム
太ももから裾まで履くとストレート(真っ直ぐ)なシルエットになるデニム。初心者でも挑戦しやすい万能デザインです。
※引用 ナノユニバース
・特長
- 流行に左右されにくい定番のシルエット
- スリムな人からがっちり体型の人まで、誰でも取り入れやすいデザイン。
- シンプルなデザインのため、カジュアルからキレイめまで幅広いファッションに合わせやすい。
-
体型をカバーしてくれる効果も期待できる
・選び方
- サイズ感: ジャストサイズを選ぶことが大切です。ウエストやヒップ周りがぴったりとフィットするものを選びましょう。
- 股上: 股上の深さによって印象が変わります。自分の体型や好みに合わせて選びましょう。
- 色: 濃いインディゴブルーから明るいライトブルーまで、様々な色があります。
- 素材: 綿100%のものから、ストレッチ素材混紡のものまであります。
・着こなし方
- カジュアル: Tシャツやスウェットと合わせて、定番のカジュアルスタイルに。足元はスニーカーやブーツがおすすめです。
- きれいめ: シャツやブラウスと合わせて、きれいめなスタイルに。足元はパンプスやローファーがおすすめです。
- オフィス: ジャケットやブレザーと合わせて、オフィススタイルにも。
ワイドデニム
一般的なデニム(ジーンズ)よりも幅広でゆったり、ボリューム感のある太めのシルエットが特徴のデニム。
※引用 EDWIN
・特徴
- シルエット:ゆったりとしたシルエットで、締め付け感がなく快適
- スタイル:カジュアルながらも、今流行りのどこか抜け感のあるリラックスした雰囲気を演出
・タイプの種類
- ストレートワイド → 太すぎず、程よくゆとりがある
- バギーデニム → かなりゆったりしたシルエット
- フレアワイド → 裾に向かって広がるデザイン
- ハイウエストワイド → ウエストを強調し、スタイルアップ効果あり
・選び方
- サイズ感: ジャストサイズを選ぶことが大切です。ウエストやヒップ周りがぴったりとフィットするものバランスの良い丈感を選びましょう。
- 股上: 股上の深さやによって印象が変わります。自分の体型や好みに合わせて選びましょう。
- 色: 濃いインディゴブルーから明るいライトブルーまで、様々な色があります。
- 素材: 綿100%のものから、ストレッチ素材混紡のものまであります。
・着こなし方
- カジュアルスタイル: Tシャツとスニーカーを合わせて、定番のカジュアルスタイルに。
- きれいめスタイル: シャツやブラウスを合わせて、きれいめなスタイルに。
- トレンドスタイル: オーバーサイズのトップスを合わせて、トレンド感のあるスタイルに。
フレアデニム
ウエストから太ももまでは比較的フィットしており、膝下から裾にかけて広がっているため、脚長効果や美脚効果が期待できます。
70年代に流行したベルボトムと似ていますが、フレアデニムは裾の広がりがベルボトムほど大きくないものが一般的です。ブーツカットと呼ばれることもあります。
※引用 EDWIN
・特徴
- シルエット:裾が広がっていることで、脚を長く見せる効果があります。
・タイプの種類
- ブーツカット:控えめに広がるタイプで、ブーツと合わせやすい。
- ベルボトム:裾が大きく広がるデザインで、70年代風のレトロな印象。
- ハイウエストフレア:ウエスト位置が高く、脚長効果がある。
・選び方
- 丈感: 裾が地面に擦らない程度の丈感がおすすめです。
- ウエスト位置: ハイウエスト、ミドルウエスト、ローウエストなど、様々なウエスト位置があります。自分の体型や好みに合わせて選びましょう。
- 素材: 綿100%のものから、ストレッチ素材混紡のものまであります。穿き心地やシルエットに合わせて選びましょう。
- 色: 定番のインディゴブルーから、ブラック、ホワイトなど、様々な色があります。
・着こなし方
- カジュアルスタイル: Tシャツやスウェットと合わせて、カジュアルなスタイルに。足元はスニーカーやブーツがおすすめです。
- きれいめスタイル: シャツやブラウスと合わせて、きれいめなスタイルに。足元はパンプスやサンダルがおすすめです。
- トレンドスタイル: ショート丈のトップスと合わせて、トレンド感のあるスタイルに。
スキニーデニム
全体的に細身で、肌に吸い付くようにフィットするシルエットが特徴のデニムパンツです。
※引用AZUL by moussy
・特徴
- シルエット:脚のラインに沿ってフィットするため、脚を細く長く見せすっきりとした印象を与える
・選び方
- 素材: 綿(コットン)が主流ですが、ストレッチ素材混紡のものもあり、より快適な履き心地を実現しています。
- 色: 定番のインディゴブルーから、ブラック、ホワイト、グレーなど、様々なカラーがあります。
- 加工: ダメージ加工やウォッシュ加工など、様々な加工が施されたものがあります。
- 股上: ハイウエスト、ミドルウエスト、ローウエストなど、股上の深さも様々です。
・着こなし方
- カジュアルスタイル: Tシャツやスニーカーと合わせて、定番のカジュアルスタイルを楽しむことができます。
- きれいめスタイル: シャツやブラウス、パンプスと合わせて、きれいめなスタイルに。
- レイヤードスタイル: ワンピースやチュニックの下に重ねて、レイヤードスタイルを楽しむのもおすすめです。
テーパードデニム
「テーパード」とは、太もも周りはゆったりとしていて、裾に向かって細くなるシルエットのデニム。
※引用 アーバンリサーチ
・特徴
- シルエット:太もも周りはゆったりとしていながら、裾に向かって細くなるため、美脚効果があり、どんな体型の方でも似合いやすいです。
・選び方
- 丈感: くるぶしが見える程度の丈感がおすすめです。ロールアップして調整するのも良いでしょう。
- 素材: 綿100%のものから、ストレッチ素材混紡のものまであります。穿き心地やお手入れのしやすさを考慮して選びましょう。
- カラー: 定番のインディゴブルーから、ブラック、ホワイトなど、様々なカラーがあります。自分のスタイルに合ったカラーを選びましょう。
・着こなし方
- カジュアルスタイル: Tシャツやスウェットと合わせて、リラックス感のあるカジュアルスタイルに。足元はスニーカーやサンダルがおすすめです。
- きれいめスタイル: シャツやブラウスと合わせて、きれいめなスタイルに。足元はパンプスやローファーがおすすめです。
- オフィススタイル: ジャケットやカーディガンと合わせて、オフィススタイルにも。足元はローファーやブーティがおすすめです。
色の種類
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インディゴブルー: デニムの最も定番的な色で、濃い藍色が特徴。
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ブルー: インディゴブルーよりも明るい青色。
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ライトブルー: ブルーよりもさらに明るい青色で、爽やかな印象を与える。
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ブラック: 黒色のデニムで、クールでスタイリッシュな印象を与える。
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ホワイト: 白色のデニムで、清潔感があり、春夏にぴったり。
加工・デザイン別のデニム種類
ノンウォッシュデニム(リジッドデニム)
•特徴:洗いをかけていない、濃いインディゴカラー。
•ポイント:履き込むことで自分だけの色落ちが楽しめる。
ヴィンテージデニム(ユーズドデニム)
•特徴:ダメージ加工や色落ち加工が施されたデニム。
•ポイント:こなれ感が出て、カジュアルな雰囲気に。
ダメージデニム(クラッシュデニム)
•特徴:穴あき加工やダメージ加工が施されたデニム。
•ポイント:ラフなストリート系コーデにぴったり。
ブリーチデニム
•特徴:漂白加工を施して、薄い色合いに仕上げたデニム。
•ポイント:爽やかで夏コーデにおすすめ。
パッチワークデニム
•特徴:様々な生地をパッチワークのように縫い合わせたデニム
•ポイント:レトロな雰囲気があり、カジュアルなコーデに◎。
ペイントデニム
•特徴:ペンキの飛び散ったような加工が施され、アーティスティックなデザイン。
•ポイント:個性的なストリートファッションにぴったり。
素材の種類
- 綿(コットン): デニムの最も一般的な素材で、丈夫で着心地が良い。
- ポリエステル: ポリエステルを混紡することで、耐久性や速乾性を高めたデニム。
- ポリウレタン: ポリウレタンを混紡することで、ストレッチ性を持たせたデニム。
赤耳デニム(セルビッジデニム)とは?
デニム好きなら一度は耳にしたことがある「赤耳デニム」。
赤耳デニムとは、旧式の織機(シャトル織機)で織られたセルビッジデニム(Selvedge Denim)の一種で、デニムの生地端に赤いラインが入っているのが特徴です。
・赤耳デニムの特徴
① 生地端(セルビッジ)に赤いラインが入っている
•デニムの内側(裾の折り返し部分)を見ると、白い生地端に赤いラインが入っている。
•デニム生地の端(セルビッチ)がほつれないように、赤い糸でしっかりと処理されています。このセルビッチが、赤耳デニムの大きな特徴の一つです。
② シャトル織機で織られた高密度なデニム生地
•シャトル織機で織られたデニム生地は、凹凸感があり、穿き込むほどに味わい深い色落ちをします。
•現在主流のオートマチック織機と違い、ほつれ防止のセルビッジ(生地の耳)があるため、縫い代の処理が不要。
③ ヴィンテージデニムに多い
•1950年代以前のデニムはほぼすべてがセルビッジデニムで、現在もレプリカジーンズや高級デニムブランドによく採用されている。
•色落ち(経年変化)も綺麗に出やすく、履き込むほど味が出る。
✅ ④ レア&高品質なデニム生地
•旧式の織機を使うため、生産効率が低く、大量生産には向かない。
赤耳デニムのメリット
🔹 耐久性が高く長持ちする
🔹 履き込むと綺麗な色落ち(ヒゲ・タテ落ち)が楽しめる
🔹 裾をロールアップするとおしゃれ&セルビッジが見えてカッコいい
🔹 ヴィンテージや高級デニムブランドで採用されており、価値が高い
赤耳デニムの代表的なブランド
✅ リーバイス(Levi’s) → 「501XX」などヴィンテージモデル
✅ エヴィス(EVISU) → 日本製プレミアムデニムブランド
✅ 桃太郎ジーンズ → 岡山発の本格デニムブランド
✅ フルカウント(FULLCOUNT) → 旧式の織機でこだわりのデニムを生産
✅ サムライジーンズ(SAMURAI JEANS) → ヘビーオンスの赤耳デニムが特徴
赤耳デニムの見分け方
1️⃣ 裾をロールアップしてセルビッジ(生地端)を見る
2️⃣ 生地端に赤いラインが入っているかチェック
3️⃣ デニムの内側に「Selvedge Denim」と書かれていることもある
デニムのお手入れ方法
デニムのお手入れ方法を正しく行うと、色落ちや生地のダメージを抑えながら長く愛用できます。以下のポイントを参考にしてください。
1. 洗濯の頻度
•デニムは頻繁に洗わなくてもOK(履く頻度にもよるが、5~10回着用ごとに洗濯するのが目安)。
•洗いすぎると色落ちや生地が傷みやすくなるため、汚れた部分だけを部分洗いするのも◎。
2. 洗濯方法
✅ 裏返して洗う
→ 色落ちや生地のダメージを防ぐために必須。
✅ 水またはぬるま湯(30℃以下)を使用
→ お湯だと縮みやすくなるため注意。
✅ 洗剤は中性洗剤 or デニム専用洗剤
→ 漂白成分入りの洗剤はNG。インディゴの色落ちを防ぐため、優しい洗剤を選ぶ。
✅ 手洗い or 洗濯ネットに入れて洗濯機の弱水流コース
→ 摩擦を減らし、ダメージを最小限に。
✅ 柔軟剤はできるだけ使わない
→ デニム本来の風合いを損なう可能性がある。
3. 乾燥方法
✅ 日陰で風通しの良い場所で吊るし干し
→ 直射日光に当てると色褪せしやすい。
✅ 乾燥機は避ける
→ 縮みや生地の劣化の原因になるため、自然乾燥がベスト。
✅ 形を整えて干す
→ シワや型崩れを防ぐため、履いたときの形に整えて干すと◎。
4. 保管方法
•風通しの良い場所にハンガーで吊るす or 畳んで保管。
•長期間しまうときは、防虫剤を一緒に入れると安心。
5. 色落ち対策
•最初の数回は単独で洗う(特に濃い色のデニム)。
•塩やお酢を少量加えて洗うと色落ちを軽減(水5Lに対して大さじ1程度)。
•履く前に防水スプレーをかけると汚れが付きにくくなる。
まとめ
デニムは、永遠の定番アイテムであり、私たちの生活に欠かせない存在です。奥が深く、様々な楽しみ方ができるアイテムです。
デニムはシルエットや加工によって印象が大きく変わるので、自分のスタイルに合った一本を選ぶことが重要! お手入れをしっかりすれば、長く愛用できるのも魅力です。
お気に入りのデニムを見つけて、いろんなコーデを楽しんでみてくださいね
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