皆さん、こんにちは!ファッションが大好きなあなたへ。
今回は、英国を代表するブランド「Barbour(バブアー)」についてご紹介します。
「バブアー」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか? 「渋い」「カッコいい」「一生もの」といった言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。
その中でも英国紳士のたしなみとも言え、ブランドの代名詞ともいえるBarbour(バブアー)のオイルドジャケットについて熱く語りたいと思います。
まさにその通り! バブアーのオイルドジャケットは、機能性、デザイン性、歴史、そのすべてにおいて男心をくすぐる、魅力的なアイテムなんです。
Barbour(バブアー)ってどんなブランド?
バブアーは、1894年にジョン・バブアーによってイギリス・サウスシールズで創業されました。もともとは漁師や港湾労働者のための防水服を製造するブランドとしてスタート。その後、耐久性と防水性に優れたオイルドコットンジャケットが注目され、英国のライフスタイルウェアとして確立されました。
現在では、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を3つも保持する名門ブランドに成長し、伝統を守りつつも、モダンなデザインを取り入れたアイテムも展開しています。
デザイナージョン・バブアー、その魅力的な歴史を紐解く
※画像引用 バブアー
1894年:バブアー誕生
バブアーは1894年、ジョン・バブアーによってイギリス・サウスシールズで創業されました。当初は、北海の厳しい環境で働く漁師や港湾労働者のための防水服を手がけていました。この頃からオイルドコットンを使用した防水ジャケットを製造し、耐久性と防水性に優れた製品が評判を呼びました。
1908年:カタログ販売の開始
1908年、バブアーは初の郵送カタログを発行。イギリス国内だけでなく、海外にも販路を拡大していきます。
特に、耐水性と防風性を兼ね備えた**「オイルドジャケット」**は、農場労働者やハンター、バイカーなどの間で人気を集めました。
1936年:「インターナショナルジャケット」の誕生
1936年には、オートバイレーサー向けの「インターナショナルジャケット」が登場。バブアーはこの時期から、モータースポーツ界にも進出し、多くのライダーに愛用されるブランドとなります。
ハリウッドスターのスティーブ・マックイーンも愛用したことから、バブアーの代名詞的なアイテムとなる。
1940年代:第二次世界大戦とバブアー
第二次世界大戦中、バブアーは英国軍のための防水ウェアを供給。特に、イギリス海軍の潜水艦部隊向けに開発された「Ursula Suit(アーシュラ・スーツ)」は高い評価を受けました。
この実績が認められ、バブアーは**英国王室御用達(ロイヤルワラント)**の称号を獲得することになります。
1980年代~2000年代:ファッションブランドとしての進化
1980年代に入ると、バブアーはアウトドアウェアとしてだけでなく、ファッションブランドとしての地位も確立。
特に、ビデイル(Bedale)やビューフォート(Beaufort)といったアイコニックなジャケットが、英国のトラディショナルスタイルとして定着しました。
さらに、2000年代以降はアレキサンダー・マックイーンやエンジニアード・ガーメンツといったブランドとのコラボレーションを実施し、モダンなスタイルにも適応。
現在:伝統と革新を融合したブランドへ
現在のバブアーは、英国王室御用達の称号を持つ由緒あるブランドでありながら、伝統的なクラシックスタイルと現代的なデザインの両方を取り入れたラインナップを展開しています。
100年以上の歴史を持ち、世界中で愛されるブランドとして、確固たる地位を確立している。
Barbour(バブアー)のココがすごい!5つの魅力
1. 悪天候にも対応する機能性
バブアーのオイルドジャケットは、もともと漁師や船乗りのために作られたものでした。 そのため、防水性、防風性に優れており、悪天候の中でも快適に過ごすことができます。 アウトドアシーンはもちろん、タウンユースでも活躍してくれること間違いなしです。
2. 高い耐久性・経年変化を楽しむことができる
バブアーのオイルドジャケットは、着込むほどに味が出るのが魅力です。 オイルドクロスは、着用するごとに風合いが変化し、経年変化を楽しむことができ自分だけのオリジナルジャケットに育ちます。適切なケアをすれば10年以上は余裕で着られます!オイルを塗り直すことで、防水性や風合いを維持できるのも魅力です。
3. 英国王室御用達のブランド
バブアーは、英国王室御用達のブランドとしても知られています。 エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子、3つのロイヤルワラントを保持していることからも、その品質の高さが伺えます。 英国王室に認められたブランドというステータスは、所有欲を満たしてくれること間違いなしです。
4.英国らしいクラシックなデザイン
バブアーのオイルドジャケットは、ファッションアイテムとしても優秀です。
シンプルながらも品のあるデザインで、トレンドに左右されず長く愛用できます。カジュアルにもフォーマルにも合わせやすいのがポイント。1着持っておくと、着こなしの幅が広がること間違いなしです。
5.幅広いシーンで活躍
アウトドアはもちろん、タウンユースやビジネスシーンでも使える万能アウター。季節の変わり目にもぴったりです!
Barbour(バブアー)のお手入れ方法 – 長く愛用するためのメンテナンス
バブアーのオイルドジャケットは、適切なケアをすることで何十年も着続けられる名品。
ただし、普通のコットンジャケットとは違い、洗濯機で洗ったり、ドライクリーニングに出したりするのはNGです!
今回は、バブアーのお手入れ方法について詳しくご紹介します。
1. 日常的なお手入れ方法
① 汚れを落とす
✔ジャケットの表面に付着した埃や汚れを、馬毛ブラシなどで優しく払い落とします。
✔特に襟元や袖口など、汚れやすい部分は念入りにブラッシングしましょう。
✔ 乾いた布 or 濡れたスポンジで汚れを拭き取る。
✔ どうしても汚れが落ちない場合は、ぬるま湯で濡らした布で優しく拭く。
⚠️ 洗剤や石鹸は絶対に使わない!(オイルコーティングが剥がれてしまう)
② 乾燥させる
✔ 雨に濡れたり、汗をかいたりした場合は、風通しの良い場所で陰干しする。(直射日光はNG)
✔ 直射日光や高温多湿な場所は避け、クローゼットにしまう際は、他の衣類と間隔を空けてください。
⚠️乾燥機は使用せず、自然乾燥させることが大切です。
⚠️防虫剤を使用する場合は、直接ジャケットに触れないように注意しましょう。
2. オイルリプルーフ(ワックスの塗り直し)
✔バブアーのジャケットは、定期的にオイルを塗り直すことで、防水性や耐久性を維持できます。
✔リプルーフの頻度は、着用頻度や保管状況によって異なりますが、1〜2年に一度が目安です。
✔リプルーフの方法は、バブアーの公式サイトや、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
NGなお手入れ方法(絶対にやってはいけない!)
🚫 洗濯機で洗う → オイルコーティングが剥がれ、ジャケットの寿命が縮む
🚫 ドライクリーニングに出す → 化学薬品でオイルが完全に取れてしまう
🚫 直射日光で乾燥させる → 生地が乾燥してひび割れる原因に
🚫 アイロンをかける → コーティングが溶ける可能性あり
Barbour(バブアー)の代表的なアイテム
1. Bedale(ビデイル) – ショート丈で街着にも最適
※公式HP引用
特徴
✔ 乗馬用に開発されたショート丈ジャケット
✔ サイドベンツ(スリット)入りで動きやすい
✔ タウンユースにも適しており、カジュアルなスタイルに合わせやすいのが魅力です。
こんな人におすすめ!
✔ タウンユースで気軽に着たい
✔ ショート丈のジャケットが好き
Beaufort(ビューフォート) – フィールドウェアの名作
※公式HP引用
特徴
✔ ハンティング用に開発されたジャケットで、着丈が長く、防寒性が高いのが特徴です。
✔ 背面に「ゲームポケット(獲物を入れるポケット)」や大きなフラップポケットなど、機能性も抜群です。
✔ ゆとりのあるシルエットでインナーを着込みやすい
こんな人におすすめ!
✔ ビジネスシーンにも着用できる、上品なデザインが魅力です。
✔ 長めの丈でコート感覚で着たい
Border(ボーダー) – 防寒性と機能性を兼ね備えたロング丈
※公式HP引用
特徴
✔ ロング丈のワックスドジャケットで、防寒性が非常に高いのが特徴です。
✔ フィールドコートとして開発され、悪天候にも強い
✔ ジャケットの上から羽織ることも可能
こんな人におすすめ!
✔ アウトドアシーンだけでなく、タウンユースにもおすすめです。
✔ 雨風をしっかり防ぎたい
Burghley(バーレー) – 乗馬用ロングジャケット
※公式HP引用
特徴
✔ もともと乗馬用に作られたエレガントなロング丈
✔ 裾にスリットが入り、歩きやすく設計されている
✔ シンプルで洗練されたデザインが魅力
こんな人におすすめ!
✔ ロング丈でスタイリッシュに着こなしたい
✔ クラシックでエレガントなスタイルが好き
Barbour(バブアー)の価格帯について
バブアーのアイテムは、モデルや素材によって価格が異なります。以下に代表的なアイテムごとの価格帯をまとめました。(※価格は日本国内の販売価格の目安です)
1. オイルドジャケットの価格帯(定番&人気モデル)
モデル名 |
価格帯(円) |
特徴 |
---|---|---|
Bedale(ビデイル) |
約55,000〜80,000円 |
ショート丈、カジュアル向け |
Beaufort(ビューフォート) |
約60,000〜85,000円 |
ミディアム丈、きれいめスタイル向け |
Border(ボーダー) |
約65,000〜90,000円 |
ロング丈、防寒・アウトドア向け |
Burghley(バーレー) |
約70,000〜95,000円 |
乗馬用ロング丈、都会的スタイル |
International(インターナショナル) |
約65,000〜100,000円 |
バイカースタイル、ウエストベルト付き |
※ クラシックフィットとスリムフィットで価格が異なることもあります。
※ 限定コラボモデルやスペシャルエディションは10万円を超えることもあり。
2. キルティングジャケットの価格帯(軽量&ビジネス向け)
※公式HP引用
モデル名 |
価格帯(円) |
特徴 |
---|---|---|
Liddesdale(リッズデイル) |
約35,000〜50,000円 |
軽量&スリム、スーツの上にも◎ |
Powell(パウエル) |
約40,000〜55,000円 |
フリースライニング付きで暖かい |
Chelsea(チェルシー) |
約40,000〜60,000円 |
スリムフィットで都会的 |
※ キルティングシリーズは比較的手頃な価格帯で、ビジネスカジュアルにも人気。
3. その他のアイテムの価格帯
※公式HP引用
アイテム |
価格帯(円) |
特徴 |
---|---|---|
オイルドコットンベスト |
約30,000〜50,000円 |
ジャケットとレイヤード可能 |
ワックスコットンハット |
約10,000〜20,000円 |
ジャケットとセットで揃えやすい |
ワックスドバッグ |
約20,000〜50,000円 |
防水性のあるバッグ、トラベル向け |
ニットウェア |
約20,000〜40,000円 |
英国伝統のウールセーター |
4. バブアーの価格が異なるポイント
✅ 英国製(Made in England)かどうか
「Bedale」「Beaufort」「Border」などの定番オイルドジャケットは、英国製(South Shields工場)が多く、価格が高め。
⚠️一部のキルティングジャケットやカジュアルウェアは、東南アジア生産のものもあり、比較的価格が抑えられている。
✅ ワックスの種類(オイルド or ノンワックス)
・オイルドジャケットは価格が高め(防水性と耐久性のため)。
・ノンワックスのカジュアルなコットンジャケットは、比較的安価。
✅ 限定モデル・コラボアイテム
・日本限定モデル(ジャーナルスタンダードやビームス別注など)はやや高め。
・Barbour × Engineered Garments や Barbour × Supreme などのコラボアイテムは10万円を超えることも。
✅ ライニング(裏地)の違い
・裏地がフリースやウールになっているモデルは、ノーマルタイプより5,000〜10,000円ほど高くなることが多い。
まとめ:バブアーの価格帯を知って賢く選ぼう!
カテゴリ |
価格帯(円) |
特徴 |
---|---|---|
オイルドジャケット(定番モデル) |
55,000〜100,000円 |
高耐久・防水・一生モノ |
キルティングジャケット |
35,000〜60,000円 |
軽量・スリム・ビジネス向け |
アクセサリー(バッグ・帽子など) |
10,000〜50,000円 |
小物でもバブアーを楽しめる |
💡 迷ったら…
🔹 長く愛用したいなら → 「Bedale」や「Beaufort」などのオイルドジャケット
🔹 コスパ重視&軽めがいいなら → キルティングジャケットやコットンジャケット
🔹 バブアー初心者なら → 「Liddesdale」や「Powell」などのキルティングジャケットからスタート
バブアーは価格に見合う耐久性とスタイルを持つ一生モノのブランド。自分のライフスタイルに合ったアイテムを選んで、長く楽しんでくださいね!
まとめ:Barbour(バブアー)で、男の魅力を格上げする
私自身もバブアーのオイルドジャケットを愛用しています。
バブアーのオイルドジャケットは、決して安いものではありません。 しかし、その価値は、価格以上にあると思います。初めて袖を通した時の感動は、今でも忘れられません。 オイルドクロスの独特な風合い、着心地の良さ、そして何よりもそのカッコよさに、心を奪われました。
バブアーのオイルドジャケットを着ていると、自信が湧いてきます。 悪天候の中でも安心して過ごせる機能性、そして英国紳士のような上品さを演出してくれるデザイン性。
まさに、男の相棒として、頼りになる存在です。
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