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【保存版】一度は袖を通したい。憧れの高級スーツ生地ブランド6選



こんにちは!ファッション好きの皆さん!

「スーツは男の戦闘服」なんて言葉を耳にしますが、同じスーツでも”生地”にこだわるだけで、まるで纏うオーラが変わることを知っていますか?

今回は、世界の一流紳士たちが愛する高級スーツ生地ブランドを、初心者にもわかりやすくご紹介。次に仕立てる一着が、“ただのスーツ”ではなく”一生ものの相棒”になるかもしれません。

その中でも特に高級とされる代表的なスーツ生地とそのブランドを6個紹介したいと思います。

高級スーツ生地ブランド6選

1. Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)

〜イタリアが誇る、最高峰スーツ生地の世界〜

ゼニアのスーツを着た瞬間、「あ、自分がワンランク上のステージに来たかも」と思わせてくれる。

それが、ただの服じゃない“本物”の力です。

✔ スーツを着慣れてきた

✔ 30代・40代から本物志向にシフトしたい

✔ 自分のスタイルを格上げしたい

人気シリーズをチェック!

◆ TROFEO(トロフェオ)

高級感と耐久性のバランスが絶妙なゼニアの看板シリーズ。

ほどよい光沢感がありながらも、日常使いできる頼れるやつ。

→ ビジネススーツに最適!

◆ Traveller(トラベラー)

シワになりにくく、出張や移動の多いビジネスマンにぴったり。

“ゼニアらしさ”を残しながら、実用性も高い。

◆ 15 Milmil 15(フィフティーン・ミルミル)

超極細繊維を使用した、まさに“ラグジュアリーの極み”。

とろけるような肌触りと上品な光沢。値段も一流だけど、一生モノの一本。


2. Loro Piana(ロロ・ピアーナ)

〜一度触れたら、他には戻れない。究極のラグジュアリー生地〜

「スーツに袖を通すだけで、自分に自信が持てる」そんな経験、ありますか

派手さではなく、素材そのものの品格で魅せるそれがロロ・ピアーナというブランドの真骨頂です。

✔ ワンランク上のスーツを仕立てたい

✔ 着るたびに気分が上がる一着がほしい

✔ 軽くて着心地のいい本物を探している

人気のシリーズ

◆ Tasmanian(タスマニアン)

ロロ・ピアーナのアイコン的存在。Super150’sクラスの極細ウールを使用しながら、驚くほどの軽さと通気性を実現。

→ オールシーズン使えて、ビジネスにもぴったり。

◆ Wish(ウィッシュ)

Super170’s相当の極細繊維を使用した、ドレススーツ向けの極上生地。

シルクのような肌触りと気品ある光沢が魅力。

◆ Baby Cashmere(ベビー・カシミア)

モンゴルと中国の高地に住むヤギの子どもから、一生に一度だけ刈り取れる貴重なカシミア。

信じられないくらいのなめらかさ、まさに“繊維の宝石”。


3. Dormeuil(ドーメル)

~“エレガンス”と“クラシック”が共存する唯一無二の生地~

クラシカルでいてモダン。重厚感があるのに色気もある。そんな「一枚上手」なスーツスタイルを求める人には、まさにぴったりなブランドです。

ゼニアやロロ・ピアーナが“王道のラグジュアリー”なら、ドーメルは“知る人ぞ知る粋な選択肢”

そのエレガンスはひと目でわかるような派手さではないけれど、着る人の雰囲気に自然と奥行きを与えてくれます。

✔ 落ち着いた大人の品格をまとう

✔ 英国の重厚さと仏の美意識を融合したスタイル

✔ 他とは違う“渋い”1着を探している

人気のシリーズ

◆ Amadeus(アマデウス)

ドーメルの代表作。柔らかさと耐久性のバランスが絶妙で、光沢も控えめな高級感。

→ ビジネス・ドレス兼用の万能スーツに最適。

◆ EXEL(エクセル)

ストレッチ性を加えた革新的なシリーズ。見た目はクラシックなのに着心地はモダン。

→ 長時間の着用や移動が多いビジネスマンに◎。

◆ 15.7(フィフティーンセブン)

15.7ミクロンの超極細繊維を使用した贅沢生地。美しいドレープととろみのある手触り。

→ ラグジュアリーな一着に仕立てたい人向け。

◆ Tonik Wool(トニック・ウール)

英国らしいシャリ感と復元力のあるクラシックウール。モダンクラシックスタイルに


4. Scabal(スキャバル)

〜ビスポークの頂点に立つ、究極の高級生地ブランド〜

ベルギー発、英国王室、ハリウッド俳優、一流ビジネスマン。彼らがこぞって選ぶこのブランドには、格”と“誇り”が詰まっています。

驚くべきは、**Diamond Chip(ダイヤモンドチップ)**という、ダイヤの粉を織り込んだ生地があること。まさに唯一無二。

✔ プレゼン・商談で絶対に負けたくない

✔ 最高級の素材に身を包みたい

✔ スーツに「魂」を込めたい

人気シリーズを紹介

◆ Noble Wool(ノーブルウール)

Super180’s相当の極細繊維を使用した、エレガンスの極み。

柔らかさ・光沢・ドレープ感が絶品。

→ 特別な一本が欲しい方へ。

◆ Galaxy(ギャラクシー)

Super110’s〜120’sで、ビジネスにも最適な万能ライン。

→ スキャバル入門にぴったり。

◆ Summit(サミット)

Super100’s〜120’sの丈夫さと美しさを兼ね備えたシリーズ。

→ スーツを毎日着るビジネスパーソン向け。

◆ Diamond Chip(ダイヤモンドチップ)

なんと本物のダイヤモンドの粉を織り込んだ、生地界のジュエリー。

→ 贅沢の極み!ラグジュアリーを極めたい人に。


5. Holland & Sherry(ホーランド&シェリー)

〜本物の英国スーツを仕立てるなら、この生地を選べ〜

ロンドン創業の老舗中の老舗。ツイードやヘビーウールの美しさは、まさに“クラシック・オブ・クラシック”。

“クラシックで勝負する男の選択”奇をてらわない。

でも、見る人が見れば分かる「格」と「美しさ」。

✔ 安心感と信頼のある生地を選びたい

✔ クラシックな英国スタイルを追求したい

✔ 一着を長く、大切に着たい

人気シリーズを紹介

◆ Classic Worsted(クラシック・ウーステッド)

定番中の定番。しっかりとした打ち込みで、正統派の英国スーツに最適。

→ 初めてのホーランド&シェリーにもおすすめ。

◆ Crispaire(クリスペア)

通気性に優れたドライタッチな夏向けウール。皺にも強い。

→ 真夏のビジネススーツに最適。

◆ Sherry Tweed(シェリー・ツイード)

伝統的な英国ツイードの美しさをそのままに。

→ 秋冬に映える、重厚感あるカジュアルジャケット向け。

◆ Snowy River(スノーウィー・リバー)

オーストラリア産の上質メリノウールを使用。

→ 柔らかく、光沢感もありつつ、耐久性も高い万能タイプ。


6. Canonico(カノニコ)

〜270年の歴史が物語る、信頼と風格の生地ブランド〜

世界中のテーラーが「信頼のイタリア生地」として絶大な支持を寄せる老舗生地メーカー。品質は一流でありながら、価格は比較的良心的。

「ちょうどいい」を極めた万能ブランド

✔ 高級感は欲しいけど、やりすぎはNG

✔ ビジネスでもオフでも活躍する一着が欲しい

✔ 信頼できるブランドから選びたい

人気シリーズ紹介

◆ Perennial(ペレニアル)

定番中の定番。Super110’sで耐久性と美しさのバランス◎

→ ビジネススーツに最適。

◆ Super 120’s / 130’s

上質な艶としなやかさが魅力。見た目の高級感も段違い。

→ ワンランク上の仕立てに。

◆ Flannel(フランネル)

冬に映える、柔らかな起毛素材。着心地も最高。

→ 季節感を楽しむならコレ。

◆ Tropical(トロピカル)

通気性に優れた春夏向け生地。軽快な印象に仕上がる。

→ サマースーツにぴったり。

【失敗しない】スーツ生地を選ぶ4つのポイント

〜“なんとなく”で選ぶと後悔する。納得の一着を作るために〜
オーダースーツや既製スーツでも、「どんな生地がいいですか?」と聞かれて困った経験、ありませんか?
生地はスーツの“第一印象”そのもの。素材・柄・質感で、あなたの印象は大きく変わります。
ここでは、失敗しない生地選びのポイント5つを紹介します。

1. 季節感に合った「素材」を選ぼう

素材

特徴

ウール

通年使用・しなやかで万能

フランネル

起毛感があり、秋冬向け。柔らかく温かい

モヘア

シャリ感とハリがあり、通気性◎(夏向け)

カシミア

高級感抜群。柔らかくて暖かい(価格高)

リネン

夏に最適。軽やかでカジュアルな印象

春夏:リネン、モヘア混、トロピカルウールなど。通気性が高く、軽やか。

秋冬:フランネル、ツイード、カシミア混など。厚みがあり保温性抜群。

オールシーズンSuper110’s~120’sあたりのウール生地が万能。

👉素材の質感=見た目と着心地に直結!季節を無視すると、暑すぎたり寒すぎたりで着なくなります。まずはここを押さえよう。


2. 「Super◯◯’s」ってなに?番手の数字を理解しよう

よく聞く「Super〇〇’s(スーパー◯◯ズ)」は、生地に使われるウールの細さを表す単位。「目付(めつけ)」と呼ばれ1m²あたりの重さ(g/m²)を表します。

これが軽いほど“薄く涼しい”、重いほど“しっかりしていて保温性が高い”ということ。

使用シーン

おすすめSuper

理由

毎日のビジネス

Super 100’s〜120’s

耐久性と柔らかさのバランス◎

勝負の日スーツ

Super 130’s〜140’s

高級感と美しさが際立つ

パーティーや式典用

Super 150’s以上

一目で分かるエレガンス

カジュアル・ジャケット

Super表記なしでもOK

耐久性・個性重視で選ぶ

👉「数字が大きいほど高級ってこと?」「とりあえず大きい方がいいんでしょ?」
実は、その考え方、ちょっと危険かもしれませんね。


3. 柄や色は「TPO」に合わせて選ぶ

無地ネイビー:清潔感・信頼感・ビジネス王道。最初の一着に最適。

•チャコールグレー:落ち着き・知的・ややフォーマル

ストライプ:シャープ・誠実・営業向き。縦のラインを強調し、スタイリッシュな印象に。

チェック:華やか・カジュアル・個性的で洒落感あり。

👉迷ったらネイビー or グレーの無地が無難で万能!


4.使用シーン(TPO)を明確にする

まず一番大事なのは、“どこで・いつ着るか”**を考えること。

•✔ ビジネス(毎日着る)→ 耐久性・シワ耐性重視

•✔ 商談・プレゼン(勝負服)→ 高級感・艶感を重視

•✔ 結婚式・パーティー → 華やかさ・非日常感を演出

•✔ カジュアル → 起毛感・柔らかさ・色柄で遊ぶ

🟩 TPOに合った生地選び=大人のマナー

まとめ】“良いスー

まとめ:生地選び=スーツの成功の8割

良いスーツを語るとき、シルエットや仕立ての話になりがちですが、実は生地が一番の主役だったりします。

「生地選び=スーツの8割」と言われるように
仕立てやサイズ感ももちろん大事ですが、生地がそのスーツの“表情”を決めるといっても過言ではありません。

見た目、季節感、耐久性、着心地…

全部を満たす“あなただけの一着”は、ちょっとした知識から生まれます。

高級生地は、着心地だけでなく「自分の気持ち」まで変えてくれる魔法みたいな存在。

人生に一着、自分を高めてくれる“勝負スーツ”を仕立ててみてはいかがでしょうか?




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