「韓国映画を勝手に日本人俳優キャスティング！」韓国映画「監視者たち」韓国大ヒットを記録したサスペンスアクション！監視のエキスパートVS姿なき犯人「レビュー＆ネタバレ」

韓国映画『監視者たち』のあらすじ（ネタバレ）

目を離せない冒頭15分間。

若い刑事であるユンジュは地下鉄で中年の男性を監視していた。
同時にソウルでは強盗犯による銀行強盗が発生。リーダーの男の屋上からの指示のもと3分で銀行から金を盗み警察からも逃げる事に成功する強盗団。

男を監視していたユンジュは喫茶店の中で男に声をかけられ「監視は失敗」だと言われる。
実は監視対象であるこの男の正体は監視班長のファンでありユンジュが監視班に適正か試験をしていたのであった。

喫茶店でテストをしているうちにユンジュの抜群な記憶力を知ったファンはユンジュを合格にし、新しい監視班のメンバーに選ばれることとなる。
しかもユンジュの試験結果は全て「A＋」でした。
ユンジュは見事に監視班の新しいメンバーに選ばれコードネームは「子鹿」が良かったのだが「子豚」に決められてしまう。

冒頭から突然始まる尾行シーン。主要人物が次々と一瞬映し出されこの後の物語のカギとなる演出は見事！

ターゲットである銀行強盗団の正体とリーダーの素性。

監視チームの新たなターゲットは先日起きた銀行強盗団の手がかりを探す事。
手がかりは犯人の１人が、コンビニの防犯カメラに水を購入している映像が映っていたことだけだった。
監視グループはこの男を「カバ」と名付け探すことに。。。

捜査開始から半月経つがなかなかカバの行方を見つける事が出来ず次第にイライラする監視チームであったがユンジュは自分なりの考えをファンに伝えカバの居場所だと思う場所を推測しチームでその場所を捜索した結果、カバを見つける事に成功するのであった。

監視班はカバのマンションを突き止め次の強盗の計画のヒントを判明するのに成功するのであった。

同じ頃犯罪グループのリーダー・ジェームスは靴屋でグループに仕事を依頼している黒幕と会っていた。
ジェームスは今回の仕事を最後に外国へ行きたいと黒幕に伝え駐車場に戻ると暴漢に襲われてしまう。なんと暴漢を手配した人物こそ仕事を依頼していた黒幕で同時に若い時にジェームスを虐待しててなずけていた男であった。

暴漢を撃退したジェームスは黒幕の男に「これが最後だ」と凄み立ち去るのでした。

カバ役の役者さん味があって良かったなぁ。カバの居場所を特定するまでの監視チームの連携シーンは見応えありでした♪

監視のエキスパートVS姿なき強盗団との戦いの始まり。

ジェームスは以前に現場を下見していた時に、たまたま向かいのビルを盗撮している住民の存在に気づき住民を殺害していたのであった。

ファンは遺体現場から、ビルの屋上から指示を出していた者がいる事に気が付くのであった。

計画実行の日。
計画開始間近でジェームスはいつもと違う何かに違和感を感じ計画を中止にしたが待ち伏せていた警察に追われ強盗団は警察との銃撃戦の末、カバは死亡し全員逮捕される事に・・・

屋上から逃亡していたジェームスもファンに怪しまれ尾行される事になる。
ジェームスは尾行に気付き、ファンとユンジュから逃げようとするが、監視班チームの「リス」に声をかけられる。
追い詰められたジェームスはリスを刺し殺し逃亡したのである。

その夜、ジェームスは黒幕の男の所に行くと男の部下達に殺されかけるが逆に全員を殺し、さらに男も殺害して国外逃亡の準備を始める事に。

ユンジュはリスのかたきを討つために記憶を蘇らせ、ジェームズがナショナルフーズのパンフレットを持っていたことを思い出し、店の近くで張っていると、ジェームズが店を出てくる。
ファンに連絡したユンジュはジェームスを尾行する事になった。

ファン対ジェームスの駐車場の格闘のシーンは必見です。

逃亡の果てに・・ジェームスの最期・・・・

尾行に気づき地下鉄の線路沿いを逃げていたジェームズを監視班とユンジュが追いかけていた。

地下鉄の出口に向かって逃げていたジェームスの先に拳銃を構えたファンが待ち構えていた。

ファンの後ろに電車が向かってきているのを見たジェームズは、ファンがこのまま電車に惹かれると思って薄笑いを浮かべる。
だがぎりぎりで電車は方向を変えサンジュンの脇をすり抜けて行くのであった。
その瞬間！ジェームズはファンが放った銃弾に倒れた。

線路に座り込んでいるファンは駆け寄ってきたユンジュに間抜けな子豚が修行をして小鹿になる話をしてこれは実話だと言い微笑んだのであった。

数日後・・監視班は全員制服を纏い殉職したリスの墓前に敬礼をする。
空港で新しい任務についたユンジュのコードネームは「子鹿」に変わっていたのであった。

ジェームスがあっけなく死んだのが微妙でしたが、ユンジュのその後を描いてくれたのは嬉しかったです。